時 代 | 現代:平成23年製作 |
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形 状 | 短刀:平造、三ツ棟 |
長 さ | 21.3cm / 七寸三厘 |
反 り | 内反り |
元 幅 | 2.0cm / 六分六厘 |
元 重 | 0.5cm / 一分七厘 |
目釘孔 | 一ツ |
附 属 | 白鞘 / 紗綾形紋金着二重ハバキ |
経 歴 | 平成22年 全日本刀匠会主催 お守り刀展 出品作 |
価 格 | 案内終了 |
短刀 : 宗永
造込 平造、三ツ棟、寸やや短く 細身
地 板目詰み細かに詰み、地沸付く
刃 直刃浅く湾れごころ、小丁子まじえ、淡い足入り、小沸付く
帽子 小丸 浅く返る
藤原宗永 平成22年全日本刀匠会主催 お守り刀展出品の短刀です。
宗永 刀匠は、昭和59年(1984)生まれ。 愛媛県の藤田國宗 刀匠 の元で修行を積み、平成23年に日本刀製作承認を得ました。
本短刀は、太刀と同時に製作された 宗永刀匠の礎石となる一振りです。
総体小振りで 内反りの付いた体配は、“お守り刀” として女性にも好まれる典雅な姿。 地は板目が細かに詰むも、決して無表情にはならず、穏やかな肌合いを見せ 十分な柔らかみを帯びています。 小沸が上品に付き 僅かに浅く湾れた刃文には、自然な淡い足が入り、観る者の目をしっかりと引きつけます。
しなやかで美しく、本に 「たおやか」 な短刀です。 位も高く、宗永刀匠の作刀に対する取り組みが、十分に伝わってきます。
白鞘は 拵下地のように姿を作っていますので、このまま漆をかけ、合口拵や、小サ刀拵にすることも可能です。 御家のお守り刀として、より相応しいものになるでしょう。
刀匠 藤原宗永作 短刀、優品です。
干将庵 / 2012年9月26日
昭和59年 | 生誕 福島県いわき市出身 |
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平成16年 | 愛媛県 藤田三郎國宗 刀匠に入門 |
平成20年 | 文化庁作刀承認認可 |
平成22年 | 全日本刀匠会主催 お守り刀展 出品 |
平成23年 | 平成16年より 熱田神宮 御神前刀剣鍛錬奉納 奉仕 |
〃 | 独立 いわき市内にて鍛錬所設営予定 |